材料 (2人分)

  • いわし 2~4匹(260~400g)
  • 梅干し 2コ
  • しょうが 適量

作り方

  1. 1いわしは胸ビレの後ろに包丁をまっすぐに入れ、頭を一気に切り落とす。 ! ポイント 包丁を入れたら、刃先をはね上げるように刃元まで動かして切り落とす。
  2. 2頭側が手前、腹が右になるように縦に置き、腹に包丁を当て、腹の下側を肛門から頭側まで斜めに細長く切り落とす。 ! ポイント 包丁を当てたら、そのままストンと落として切り離す。 この部分には堅い骨もあるので、一緒に切り落とす。
  3. 3腹の奥まで包丁を入れ、包丁の刃全体で内臓をかき出す。 ! ポイント 包丁の刃全体を使うと、内臓を一気にきれいに取り除ける。
  4. 4尾を上にして持ち、表面、腹の中の順に流水で洗う。 ! ポイント 腹の中は頭側から尾に向かってこそげるように指を動かし、中骨についている血ワタを除きながら、きれいに洗う。 頭側から尾に向かって指を動かすと、骨にひっかからずに洗いやすい。
  5. 5表面、腹の中の順に紙タオルで水けをしっかりと拭く。 ! ポイント ここで水けをしっかりと拭いて、くさみを取り除く。 残った内臓があれば、紙タオルで水けと一緒に取り除く。
  6. 6いわしの尾を切り落として鍋に入れ、梅干しを加える。酒をいわしの2/3の高さまで加え、強火にかける。 ! ポイント 鍋の大きさは、いわしが重ならずに並べられるくらいが目安。 酒の量は、いわしや鍋の大きさによって調整する。
  7. 7煮立ったら中火にし、時々煮汁をスプーンでいわしにかけながら、5~6分間煮る。たまに鍋を揺らし、焦げつきを防ぐ。 ! ポイント いわしの水面から出た部分に、煮汁をかける。煮汁をかけると早く火が通り、しっとりと仕上がる。
  8. 8煮汁が少なくなったら、フライ返しでいわしをそっと取り出し、器に盛る。 ! ポイント いわしを傷つけないように、そっとすくう。
  9. 9鍋に残った煮汁の味をみて、塩けが足りなければ塩少々(分量外)、甘みを足したければみりん少々(分量外)で調えて中火で少し煮詰める。適量を8のいわしにかけ、梅干しとしょうがを添える。 ! ポイント 梅干しによって仕上がりの味が変わるので、味をみて調えおいしいソースをつくる。

ポイント

  • ◆島津さん直伝プロの技◆
  • 1.いわしの水けをしっかりと拭き、くさみを出さない。
  • 2.調味料はシンプルにして、いわしの持ち味を最大限に生かす。