材料 (つくりやすい分量)

  • 1kg
  • 重曹 大さじ1
  • 三温糖 適量
  • ブランデー 適量

作り方

  1. 1栗はたっぷりのぬるま湯につけて、厚手の紙タオル(不織布タイプ)をのせ、一晩つける。
  2. 2水けを拭き、栗の底の部分に栗の皮むき用はさみや包丁で横に切り込みを入れ、鬼皮を頂部に向かって引っ張るようにしてむく。
  3. 3土鍋またはホウロウ鍋、厚手のステンレス鍋に栗を入れ、厚手の紙タオル(不織布タイプ)をのせ、たっぷりの水を注ぐ。強火にかけ、フツフツと沸いたら重曹を加え、弱火にして約15分間ゆでる。
  4. 4流し台に鍋を移し、鍋の縁に静かに水を注ぐ。水をかえながら、はがれた渋皮を除き、栗を両手ですくい出して鍋を水で洗う。
  5. 5鍋の水けをしっかり拭き取ってから栗を戻し入れ、厚手の紙タオル(不織布タイプ)をかぶせる。たっぷりの水を注いで火にかけ、沸騰したらゆでこぼす。栗の底の部分と表面の薄皮を指の腹でこすりながら除いて、栗をきれいにする。これを2~3回繰り返す。
  6. 6鍋に栗と三温糖450gを入れ、厚手の紙タオル(不織布タイプ)をのせる。水カップ4を加えて火にかけ、フツフツと沸いたら弱火にして約20分間煮る。火を止め、そのまま一晩おく。
  7. 7再び鍋を中火にかけ、温まったら栗と煮汁の味をみて、三温糖カップ1/4~1/2を加える。サッと沸騰させ、ブランデーカップ1/4を加えて火を止めてそのままおき、粗熱を取る。
  8. 8栗を丁寧に取り出して保存容器に並べる。残った煮汁を火にかけ、アクを取り、約半量になるまで煮詰める。煮汁にブランデー大さじ2を加え、栗に回しかけ、煮汁につかった状態にする。

ポイント

  • 【保存】 冷蔵庫で約1か月間保存可能。味が少し落ちるが、汁ごと冷凍して約4か月間保存可能。 【渋皮煮には土鍋がおすすめ】 栗が傷つかないよう、丁寧に煮ていく必要がある渋皮煮には、素材に熱が柔らかく伝わる、土鍋がおすすめ。少ない砂糖でも栗の中までしっかり煮汁がしみ込むのも利点です。 【煮くずれた渋皮煮は】 丁寧に煮ても煮くずれたり、皮が破れてしまうものも出てくる。そんなときはアイスクリームやソテーに添えるのがおすすめ。 ◆マロンシャンティーに◆ 渋皮煮を裏ごしまたは粗く刻み、バニラアイスクリームに添えて煮汁をかける。 ◆豚肩ロース肉のソテーに添えて◆ 渋皮煮をバターでサッと炒めて添える。