煮豚
きょうの料理 (放送)
よくなじんだ甘辛味と八角の香りとでおいしさ本格派。煮汁はゆで卵をつけたり、煮詰めてたれにしたりと味わい尽くします。
材料 (つくりやすい分量/煮豚は約270gできる)
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豚肩ロース肉
400g
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【A】
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にんにく
1かけ
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しょうが
3枚
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ねぎ
1本分
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赤とうがらし
1本
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八角
1コ
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【B】
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酒
カップ1/2
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砂糖
大さじ3
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しょうゆ
大さじ2
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塩
小さじ1/4
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ゆで卵
2コ
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油
作り方
- 1豚肉はペーパータオルで水けを拭く。フライパンに油小さじ1を中火で熱し、豚肉を入れて表面を焼く。各面を1分30秒間ずつ、全体に焼き色がつくまで焼く。 ! ポイント 豚肉の表面をこんがり焼いてうまみを閉じ込め、香ばしさを出す。トングを使うと返しやすい。
- 2鍋に1の豚肉を入れ、水カップ2+1/2、【A】、【B】を加えて強火にかけ、煮立ったら落としぶたをし、さらにふたをして弱火で約20分間煮る。豚肉を返し、再び、落としぶたとふたをして10~15分間煮て火を止める。
- 3ゆで卵は殻をむく。2の粗熱が取れたらゆで卵を加え、そのまま完全に冷ます。時間があれば一晩おくと味がよくなじむ。豚肉と卵を取り出し、煮汁はざるでこして薬味類を除き、鍋に戻す。弱めの中火にかけ、焦がさないよう時々混ぜながら煮詰める。全体に泡立ってとろみがついてきたら火を止める(たれ)。豚肉と卵を切り分けて器に盛り、たれ適量をかける。
ポイント
- ◆冷ますのも調理のうち。一晩おくと味がしみる◆
- じっくり煮込んだ煮豚は、できたてでも食べられますが、煮汁に入れたまま冷めるまでおくと豚肉に煮汁がしみ込んで味がよくなじみます。時間があれば一晩くらいおくと一層おいしくなります。冷めたとき、表面に白く固まるのが豚の脂。箸などで簡単に除くと味がすっきりします。
- ◆使ってみよう!八角◆
- トウシキミという植物の実を乾燥させたスパイス。先のとがった星形が特徴で、別名スターアニス。豚の角煮など、中華料理の香りづけに使う。
- レピレピ
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