鶏肉と新ひじきの煮もの

ひじきの旬は春ってご存知ですか?

1鶏肉は余分な脂をとり除き、5～6cm長さの細切りにし、しょうゆとみりんをまぶす。
2生ひじきは洗って水気をきり、長ければ食べやすく切る。
3じゃが芋は皮をむき、拍子木切りにして水にさらし、水気をきる。にんじんは皮をむき、じゃが芋より少し細めの拍子木切りにする。
4鍋に油大さじ1を熱して(1)の鶏肉を入れ、中火でさっと炒めてとり出す。
5(4)の鍋に油大さじ1を足してじゃが芋とにんじんを炒め、油がまわったら生ひじきを加えてよく炒める。
6(5)にだし汁、みりん、赤砂糖、しょうゆを加え、(4)の鶏肉を戻し入れ、煮立ったら弱めの中火にしてアクをとり、落としぶたをする。途中ときどき上下を混ぜながら、煮汁が少なくなるまで約15分煮る。

ひじきはできれば旬の生を使います。
鶏肉は繊維に沿って細切りにして、調味料をからめます。
炒めるコツは、鍋に油を熱して縁のほうまで油をまわしてから、火を止めて、鶏肉を加えます。一息おいてから混ぜて火をつけて炒めます。鍋底に肉がくっついてしまった場合は、いったん火からはずしてビショビショのぬれ布巾に鍋底をあてて冷まし、くっついた鶏肉をはずします。このとき完全に火を通さなくてよい。
砂糖はきび砂糖や三温砂糖を使うとよくコクのある煮ものになります。
煮上がりをすぐいただくより、粗熱をとって味を含ませた方がより美味しい。