材料 (つくりやすい分量)
- 青梅500g
- 氷砂糖400g
- 粗塩大さじ1
- りんご酢大さじ1
作り方
- 1青梅はポリ袋に入れて粗塩を加え、袋の上からこすりつけて全体にまぶし、10〜15分間おく。 ! ポイント 長時間おくと梅が柔らかくなり、割りにくくなるので注意。
- 2袋から出し、まな板の上で転がらないように、なり口側を包丁で薄くそいで平らにする。
- 3そいだ面を下にしてまな板に置き、縦にグルリと1周切り目を入れる。90度回転させ、さらに縦に1周切り目を入れる。 ! ポイント 上から見たとき、切り目が十文字に交差する。
- 4上に別のまな板をのせ、グッと押して割る。果肉を4等分にし、種を取る。
- 5保存容器(全体備考参照)に氷砂糖1つかみと4の果肉の半量を交互に入れていく。残りの氷砂糖を加え、りんご酢を回しかける。
- 6ふたをして2~3時間おき、氷砂糖が溶けてきたら容器を振って全体を混ぜ、冷蔵庫に入れる。氷砂糖が溶けきるまで1日1~2回、その後も時々容器を回し、汁けを行き渡らせる。
ポイント
- ◆容器の消毒(ここでは容量1.3リットルの保存容器を使用)◆
- 梅の保存食に使う容器は、酸に強いガラスやホウロウのものがおすすめです。梅の下処理と同時に、容器や道具なども消毒してからつくりはじめましょう。
- ●アルコールを使う場合
- きれいに洗って水けを拭いた容器に食品用アルコールを吹きかけ、自然に乾燥させるか、紙タオルで拭き取る。熱湯厳禁の容器やふた、大きな瓶などはこの方法で。
- ●煮沸する場合
- 耐熱ガラスの容器は煮沸消毒も可。内側に布巾を敷いた鍋に入れ、かぶるくらいの水を注いで弱めの中火にかける。沸騰後、5分間ほど煮沸し、拭かずに自然に乾かす。
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- ●食べごろ
- 4~5日間おいて味がなじんだら。
- ●保存
- 汁に浸った状態を保ち、冷蔵庫で6か月間。
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- ◆カリカリ青梅の漬け汁で◆
- 4~5倍の水や氷でうすめて、夏の水分補給に。
- ◆つくる際に除いた種で◆
- しょうゆに漬けて1週間ほどおくと、香りのよい梅じょうゆができ上がります。昆布や刻んだ青とうがらしを加えても。豆腐や刺身につけるほか、めんつゆやたれなどの材料に。種は食べられません。