塩分5%のはちみつ梅干し
きょうの料理 (放送)
減塩とつくりやすさを両立した梅干し。市販の“はちみつ梅”のように甘いものではないので、そのまま食べてもよし、料理の味つけにもよしと、使い勝手抜群です。保存袋を使って漬けるので、手間のかかる容器の消毒も最小限。梅の酸味とフルーティーな香りが際立ちます。
材料 (つくりやすい分量)
-
完熟梅
1kg
-
ホワイトリカー
大さじ2
-
粗塩
50g
-
はちみつ
150g
作り方
- 1梅は傷つけないように水洗いをし、ざるに上げる。紙タオルで水けを丁寧に拭き、さらに表面の水分が乾くまで、紙タオルを敷いたバットに広げて乾かす。
- 2なり口のヘタを竹串で取り除く。
- 3冷凍用保存袋2枚に梅を半量ずつ入れる。ホワイトリカーを大さじ1ずつ袋に加え、口を閉じて全体に行き渡らせる。 ! ポイント ホワイトリカーのアルコール分に殺菌効果があるので、カビや腐敗を防ぐことができる。
- 4粗塩を半量ずつ加え、梅にからめる。さらにはちみつを半量ずつ加え、梅をつぶさないように注意して全体に行き渡らせる。
- 5袋ごと水につけてしっかりと空気を抜き(水が入らないように注意)、口を閉じる。袋の水けをよく拭き、保存袋をもう1枚ずつ重ねて二重にし、口を閉じる。 ! ポイント 塩とはちみつが梅の表面に密着して、傷みにくくなる。
- 65を平らにしてそれぞれバットではさみ、おもしをのせて常温におく。1日1〜2回袋の上下を返し、塩とはちみつをよくからめる。3日後におもしを半分にし、5~7日間たって梅酢が十分に上がったらおもしを外し、冷蔵庫に移す。土用干しまで1か月間ほど、時々上下を返す。
- 7梅を袋から取り出し、軽く汁けをきってざるに並べる。9〜17時ごろまで、台にのせて屋外で日光に当てる。昼ごろに一度上下を返し、夕方にざるごと室内に取り込む。 ! ポイント 梅酢は酸に強い清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する(殺菌のため、1日日光に当ててもよい)。1か月間保存可能。
- 8翌日も同様に干す。皮が薄く、実が柔らかくなるまで計2~3日間干したら、清潔な保存容器に入れ、秋まで冷蔵庫で保存する。
ポイント
- ◆用意するもの
- ・竹串
- ・冷凍用保存袋*(Mサイズ)4枚
- *しっかりと口が閉まるので冷凍用がよい。
- ・おもし(梅の重さの倍程度)
- ・バット4枚
- [土用干し〜保存用]
- ・大きめのざる
- ・台
- ・保存容器(ガラスなど酸に強いもの)2コ
- ●梅干しの食べごろ
- 約1か月後から。
- ●保存
- 冷蔵庫(または冷暗所)で1年間。
- ※はちみつを使用しているので、1歳未満の乳児には与えないでください。
- レピレピ
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