コック・オ・ヴァン(鶏の赤ワイン煮)
きょうの料理 (放送)
骨付き肉の表面をこんがりと焼き上げてから、芳醇(ほうじゅん)な赤ワインでじっくり煮て仕上げます。赤ワインは手ごろなもので十分ですが、色が濃くタンニンが強めのものを選んで。隠し味に甘い白みそを加え、家庭でおいしくつくれるようにアレンジしたレシピです。
材料 (2人分)
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鶏もも肉
2本(600g)
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赤ワイン
750ml
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にんじん
1/2本(75g)
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たまねぎ
1/2コ(100g)
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セロリ
1/2本(50g)
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マッシュルーム
6コ
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にんにく
2かけ分
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白みそ
大さじ1
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マッシュポテト
適宜
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塩
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サラダ油
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小麦粉
作り方
- 1鶏肉は関節の部分に包丁を入れ、すね肉ともも肉に切り分ける。バットに入れ、塩小さじ2(12g/鶏肉の重さの2%)を両面にまぶしてよくもみ込む。ラップをせずに冷蔵庫に一晩おく。 ! ポイント 鶏肉全体に均一に塩が行き渡るよう、手でよくもみ込む。 塩をもみ込んで一晩おくと、余分な水分が出て肉が締まり、うまみが逃げない。塩が浸透して肉から水分が出てくるので、ラップをしなくても肉が乾かない。
- 2鍋に赤ワインを入れて中火にかけ、2/3量になるまで煮詰める。 ! ポイント 沸騰してきたらふたをすると、炎が出る心配がない。アルコールが蒸発したら、ふたを外してよい。 ワインをしっかり煮詰めておくことで、コクのあるソースに。
- 3にんじん(皮ごと)、たまねぎ、セロリは1cm角に切る。マッシュルームは半割りにする。 ! ポイント マッシュルーム以外の野菜は、ソースのうまみ出しに使う。
- 41の鶏肉の汁けを拭き取る。深めのフライパン(直径26cm)にサラダ油大さじ1をひき、鶏肉を皮側を下にして並べる。中火で両面をこんがりと焼き、取り出す。 ! ポイント 時々、出てきた脂を紙タオルで拭きながら焼くと、油がはねない。
- 54のフライパンに、にんにくを入れて中火にかける。香りがたったら、にんじん、たまねぎ、セロリを加え、よく炒めて火を通す。 ! ポイント 野菜の縁が少し色づいてくるまで炒める。 ここで野菜のうまみを引き出しておくと、煮込んだときに色と味が濁らない。
- 6火を止めて小麦粉大さじ2/3をふり入れ、全体によくなじませる。 ! ポイント 火を止めてから小麦粉を加えると、ダマにならず、焦げない。
- 72の赤ワインを加えて中火にかけ、煮立ったら4の鶏肉を戻し入れ、マッシュルームを加える。ふたをしてごく弱火にし、40分間ほど煮る。 ! ポイント マッシュルームはうまみの塊。ソースの味わいがグッと深まる。
- 8鶏肉を取り出し、煮汁をざるでこして鍋に入れる。マッシュルームは取り分けておく。 ! ポイント 煮汁をこしてなめらかなソースをつくる。 野菜はマッシュルームだけを取り分け、鶏肉に添える。
- 98の鍋を中火にかけ、半量になるまで煮詰める。火を止めて白みそを加え、よく混ぜる(ソースの完成)。鶏肉とマッシュルームを器に盛って好みでマッシュポテトを添え、ソースをかける。 ! ポイント 白みそを加えると、まろやかで食べやすい味になる。
ポイント
- ◆島田さん直伝プロの技◆
- 1.鶏肉は塩をまぶして一晩おき、余分な水分を出す。
- 2.赤ワインはしっかりと煮詰めて、コクを出す。
- 3.最後に白みそでワインの酸味をやわらげる。
- ◆マッシュポテトの材料とつくり方◆
- 材料(つくりやすい分量)
- じゃがいも…4コ(600g)
- 【A】
- 生クリーム(乳脂肪分35%以上)・牛乳…各カップ1/2
- オリーブ油…大さじ3
- パルメザンチーズ(すりおろす)…35g
- 【B】
- ナツメグ…3g
- 塩…2つまみ
- こしょう…少々
- ●塩
- ◎1220kcal(全量) ◎塩分3.5g(全量) ◎25分
- 1.じゃがいもは皮をむいて4等分に切り、鍋に入れる。水をヒタヒタまで注いで塩1つまみを加え、中火にかける。竹串がスッと通るまでゆでたら火を止め、湯をきる。再び中火にかけ、粉ふきにする。
- 2.マッシャーなどでなめらかになるまでつぶす。
- 3.小鍋に【A】を入れて弱火にかけ、軽く煮立たせる。2の鍋に加えて【B】も加え、混ぜながら弱火で軽く煮立たせ、火を止める。
- レピレピ
- きょうの料理
- コック・オ・ヴァン(鶏の赤ワイン煮)