材料 (18×8×高さ5.5cmのパウンド型1台分)
- 【りんごのキャラメリゼ】
- りんご正味250g
- グラニュー糖55g
- バター (食塩不使用)50g
- 【生地】
- 【A】
- 薄力粉100g
- ベーキングパウダー3g
- バター (食塩不使用)85g
- きび糖80g
- 卵1コ
- バター (食塩不使用)少々
作り方
- 【りんごのキャラメリゼ】をつくる
- 1りんごは1.5cm角に切る。バターは1cm角に切る。
- 2鍋にグラニュー糖を入れて中火にかけ、溶けて薄く色づいてきたら鍋を揺すって全体を均一に混ぜる。泡立って茶色っぽくなったら一度火を止める。
- 31のりんごとバターを加えて耐熱のへらで混ぜ、再び中火にかける。
- 4焦がさないように混ぜながら、5〜8分間火を通す。りんごから水分が出てきたあと、へらで引いて鍋底が見えるくらいまで煮詰めればOK。バットに広げ、完全に冷ます。
- 【生地】をつくる
- 5卵はボウルに割りほぐす。別のボウルに柔らかくしておいたバターを入れて、ハンドミキサー(または泡立て器)でクリーム状にし、きび糖、溶き卵の半量を加えて混ぜる。
- 6なめらかになったら残りの溶き卵を加え、さらによく混ぜる。
- 7ふるっておいた【A】を加え、ゴムべらに持ちかえて大きく混ぜる。
- 8粉っぽさが少し残るくらいで、4の【りんごのキャラメリゼ】を加え、全体を手早くしっかりと混ぜ合わせる。
- オーブンで焼く
- 9準備した型に【生地】を入れ、角にも隙間ができないように行き渡らせる。表面をならし、170℃のオーブンで45~50分間焼く。
- 10中央に竹串を刺し、【生地】がついてこなければ焼き上がり。【生地】がついてくる場合は、さらに5〜10分間焼く。型ごと網などにのせて粗熱を取る。
- 11型から取り出し、完全に冷ます。
ポイント
- ◆りんごはその時季、いちばんおいしいものを!◆
りんごは品種によって収穫期が違うので、時季に合わせて状態のよい品種を選ぶのがおすすめ。例えば9月には「つがる」、10月は「紅玉」、11月の後半からは「ふじ」などという具合に、収穫期に合わせて使い分けると楽しい。特にジャムづくりでいがらしさんが重視しているのは、果物の「香り」。甘みや酸味はほかの材料で補えるが、収穫したてのフレッシュな香りは、何にもかえがたい大切な要素。