茶通

抹茶風味の生地にごま入りのこしあんを包んで焼く

1ごまあんを作る。鍋にすべての材料を入れ、強めの中火にかけて練る。すくって落としたときに山になる固さになったら火を止め、固く絞ったぬれぶきんの上にとり出して冷まし、12等分して丸める。
2生地を作る。ボウルに砂糖をふるい入れ、卵白を少しずつ加え、すりこ木ですり混ぜる。薄力粉、片栗粉、抹茶を合わせてふるい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
3まな板に打ち粉をたっぷりとふり、生地をとり出し、12等分して丸める。
4手に打ち粉をつけ、生地をのせて軽く押してのばし、(1)のごまあんをのせる。下の手を握っては少しずつまわすようにしながらあんを包み、最後は指先で端をしっかりと閉じる。閉じ目を下にして丸め、ハケで余分な打ち粉を落とす。緑茶の葉をのせ、手で押して平たい丸形に整える。残りも同様にして包む。
5フライパンに油を薄くぬってごく弱火にかけて温める。緑茶の葉がついた面を下にして並べ、7分ほどじっくり乾燥焼きにする。そっとはがして返し、同様に7分ほど乾燥焼きにする。両面が色よく焼け、側面も乾燥したら網などにとって冷ます。