材料 (2人分)
- とうがん400g(正味250g)
- 鶏もも肉120g
- だしカップ2
- 【A】
- みりん大さじ2
- うす口しょうゆ大さじ1
- 塩1つまみ
- 【B】
- かたくり粉大さじ1
- だし大さじ1
- しょうが (すりおろす)適量
- 酒少々
作り方
- 1とうがんは種とワタを除き、ピーラーで薄めに皮をむいて3~3.5cm幅に切る。皮側に斜めに格子状の切り目を入れ、3~3.5cm角に切る。鶏肉は余分な脂肪を除いて4等分に切り、酒をまぶす。
- 2鍋にだしと鶏肉を加えて火にかける。煮立ったらアクを取り、とうがんを加えて中火で煮る。
- 3鶏肉に火が通ったら取り出し、とうがんが柔らかくなるまで煮る。
- 4【A】の調味料を加え、さらに5~6分間煮て味を含ませ、鶏肉を戻す。【B】のかたくり粉をだしで溶いて回し入れ、とろみがついたら器に盛ってしょうがをのせる。
ポイント
- 【しょうが】
生で食べると、体にこもった熱を下げる働きが。【とうがん】
水分補給に役立つとうがんを温かい煮物で。◆覚えておきたい 葛、しょうがの使い方◆
ここでは、手に入りやすいかたくり粉を使っているが、「葛ひき」といえば本来は、葛粉でとろみをつけるもの。葛はマメ科のつる性の植物で、その根からとれるでんぷんを精製したものが葛粉。血行をよくしたり発汗を促すなどの作用があるといわれ、古くから薬にも使われている。また、しょうがは加熱せず生でとると体の深部の熱を下げる働きがあるので、涼感を得たいときは、すりおろして添えるなどの食べ方が理にかなっている。