材料 (4人分)
- すし飯(下記参照)600g
- 干しのり*(全形)4枚
- 【えびおぼろ】
- (でき上がり約90g)
- 芝えび(殻付き・有頭)400g**
- 砂糖小さじ2
- 塩小さじ1/5
- 食紅ごく少々
- 【黄身おぼろ】
- (でき上がり約30g)
- 固ゆで卵***3コ分
- 塩小さじ1/5
- 紅しょうが適量
- ・塩
- ・酢
- *焼きのりを使う場合は、あぶる必要はない。
- **殻付き無頭で240g、ゆでたあとのむき身で150g。
- ***水からゆで、沸騰してから8分間ゆでる。
作り方
- 1【えびおぼろ】をつくる。芝えびは頭と一緒に背ワタを引き抜き、背ワタが残っていれば、竹串で除く。塩小さじ1を入れた熱湯でゆで、ざるに上げて、水少々をかけて粗熱を取り、あおいで冷ます。
- 21の殻をむいて水けを拭き、完全に冷めたら、フードプロセッサーにかけて細かくすり身にする。
- 3鍋に移し、砂糖と塩を加え、水少々で溶いた食紅を様子を見ながら加えて色をつける。
- 4弱火にかけ、菜箸3~4本で混ぜながらいりつけて、細かいそぼろ状にする。バットに広げて冷ます。
- 5【黄身おぼろ】をつくる。固ゆで卵の黄身を取り出し、裏ごし器で裏ごす。鍋に移し、塩を加えて、菜箸3~4本で混ぜながら弱火でいりつけて、細かいそぼろ状にする。バットに広げて冷ます。
- 6すし飯を2等分し、えびおぼろは約2/3量、黄身おぼろは全量を加え、菜箸3~4本で混ぜ、2色のすし飯をつくる。
- 〈★メモ〉残ったえびおぼろは、ご飯にかけたりお弁当に利用しても。
- 7手水をつけ、ピンクと黄色のすし飯をそれぞれ4等分に分けて、計8コに軽くまとめておく。
- 〈★メモ〉手水とは、水に酢を色づく程度に加えたもの。すし飯に触れる際に使う。
- 8干しのりは2枚を中表にして合わせ(ツルツルした面が表)、上下を返しながら軽くあぶり、短い辺が半分になるように包丁で押さえて切る。
- 9巻きすにのりを横にして置き、7のすし飯1コを中央にのせる。手水をつけながら、ご飯をのりの端まで均等に広げ、山形になるように整える。
- 10巻きすを向こう側に倒してのりの端と端を合わせ、手前をしっかり押さえて、断面が藤の花びらの形(しずく形)になるように巻く。巻きすの端に寄せて断面を平らに整える。同様にピンク4本、黄色4本、計8本の巻きずしをつくる。
- 11ピンクと黄色の巻きずし各1本を横に並べ、包丁をスッと引いて上側ののりを切り、そのまま引き切りにし、底ののりは押し切りにする。
- 〈★メモ〉柔らかく絞った布巾で、切る前に包丁を湿らせると、すべりがよい。
- 12切り離された4本を少し重ねて縦に並べ、包丁をスッと引いてから最後押し切りにして、さらに半分に切る。これで8等分になる。
- 138等分のうち1切れを飾り用に残し、残りの7切れを縦に並べ、半分に切る。このとき底ののりを切り離さず、包丁の重みを利用して左右に切り開き、切り口が上になるように藤の花に整えて器に盛る。飾り用の1切れを半分に切り、藤の花の先端に飾り、紅しょうがを添える。