梅の甘いぽたぽた漬け
きょうの料理 (放送)
ぽたぽた漬けは、長野で昔から農作業の合間のお茶請けとして食べられてきたという甘酸っぱい梅干し。氷砂糖を少しずつ加えて甘みをゆっくりと含ませるのが特徴。頬が思わずゆるんでしまう美味しさです。
材料 (つくりやすい分量)
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【下漬け】
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(6月下旬〜7月上旬)
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完熟梅
2kg
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〈塩水〉
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塩
200g
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水
2リットル
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【本漬け】
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梅(土用干ししたもの)
全量
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赤じそ
葉を摘んで正味300g
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粗塩
50g
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酢
1.3〜1.5リットル
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氷砂糖
700〜1000g
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ホワイトリカー
適量
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*容器の消毒用。アルコール度数が 35 度以上の焼酎でもよい。
作り方
- 1梅はたっぷりの水で洗う。水けを紙タオルで拭き取り、なり口に付いているヘタを竹串で除く。
- 2保存容器に塩と水を入れてよく混ぜ、1の梅を入れる。
- 3ふたをして暗くて涼しい場所に4日間おく。
- 4梅を塩水から取り出して、平らなざるなどに並べ、3日間干す。途中で何度か、梅をひっくり返す。夜間は室内に取り込む。
- 5干し上がり。表面は白っぽく乾き、全体が柔らかくなっている。
- 6赤じそは葉を摘んでたっぷりの水で洗い、ざるにのせて乾かす。
- 7ボウルに赤じそを入るだけ入れ、塩の1/4量を加えて手で全体になじませる。ボウルの端に押しつけるようにして、しっかりともむ。
- 8濁ったアクが出てきたら、しっかり絞って汁を捨てる。残りの赤じそと塩を数回に分けて加えながら同じようにもみ、アクは捨てる。
- 9澄んだ汁が出るようになったら、酢カップ1/4を加える。
- 10軽く混ぜると、きれいなピンク色になる。
- 11保存容器にホワイトリカーなどを吹きつけて、消毒する。
- 12保存容器に5の梅を入れ、ヒタヒタになるまで残りの酢を注ぐ。
- 1310の汁だけを加え、容器ごと回して軽く混ぜる。
- 14表面を覆うように赤じそをのせる。
- 15氷砂糖の1/6量を赤じその上に並べ、ふたをして暗くて涼しい場所に保管する。
- 16残りの氷砂糖は2か月間かけて、5〜6回に分けて加える。
- レピレピ
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