材料 (つくりやすい分量)
- 合いびき肉500g
- たまねぎ1/2コ
- にんじん1/4本
- セロリ1/2本
- ブーケガルニ1コ
- 赤ワインカップ1
- トマトの水煮2缶(カップ約2)
- 塩
- こしょう
- オリーブ油
作り方
- 1ソフリットをつくる。たまねぎ、にんじんはみじん切りにする。セロリは包丁の背でたたきつぶしてからみじん切りにする。
- 2厚手の鍋にオリーブ油大さじ3を入れて火にかける。1とブーケガルニを入れ、弱火で10分間ほどじっくりといためる。ブーケガルニは取り出す。
ソフリットとは、香味野菜をじっくりいためて水分をとばしたもののことで、煮込み料理のベースになる。ブーケガル二とともにあめ色になるまでしっかりといためて、野菜の甘みと香りを濃縮させる。
- 3合いびき肉に塩小さじ2/3、こしょう少々をふって両手でふんわりと軽くほぐす(原則的には味付けは肉の下味のみでよいので、しっかりと塩をふる。そしてほぐしすぎない)。2の鍋にオリーブ油大さじ3を加え、肉を入れて中火でいためる。むやみにかき混ぜず、ここでしっかりと焼き色をつける。
ひき肉をほぐそうとするあまり、力いっぱいかき混ぜて肉から水分を出してしまう、これがいちばんまずくするやり方。肉は多少ゴロゴロしているぐらいのほうが食感もよいので、触りすぎず、かといってほったらかしすぎず、しっかりと焼き色をつける。
- 4火を強め、赤ワインを加えて煮詰める。汁けがなくなり、音がパチパチとしてきたら、手でつぶしたトマトの水煮を缶汁ごと加える。沸いてきたら火を弱め、15分間煮込んで水煮トマトの水分をとばす。
十分に肉のうまみと香ばしさを引き出したところに、赤ワインを一気に加える。ここでもしっかり火を通して水分をとばして、ワインのうまみを凝縮させる。そうして煮詰めてはじめてトマトの水煮を加える。
- 5味をみて、足りなければ塩適宜を加える。
でき上がってから少し時間をおいたほうが味がなじんでおいしい。またミートソース・スパゲッティにする場合は、フライパンにミートソース適宜を入れて弱火で温め、ゆで上げたスパゲッティ、バター・すりおろしたパルメザンチーズ各適宜を加えて全体を混ぜる。