材料 (つくりやすい分量)

  • 渋柿 適量

作り方

  1. 1柿は洗わずに拭き、先端からヘタの際までぐるりと皮をむく。
  2. 2しゅろなわ(全体備考参照)は1mほどの長さに切り、柿の数に合わせた本数を用意する(1本に4コつるす)。よりがほどけないように、両端に結び目をつくる。
  3. 3結び目の近くを両手でひねり、よりをほどいて穴をつくる。柿の枝を通し、よりを戻す。
  4. 4間隔を均等にあけ、3と同様にして、1本に4コの柿をつける。
  5. 5風通しのよい場所に渡したさおに4を引っかけ、柿どうしが重ならないように位置をずらす。なるべく間隔をあけ、全部のなわをつるす。
  6. 64~5日間干して表面が乾いたら、膜を破らないように注意してもむ。そのあとは毎日もみ、好みの堅さになるまで1か月間ほど干す。
  7. 干し上がり
  8. 7わらを敷いた木の箱に入れ、上からもわらをかぶせておくと傷みにくく、堅くなりすぎない。一般の家庭では、なわから外して新聞紙などで包み、段ボール箱などに。室温が高い場合は、ポリ袋に入れて冷凍するとよい(カチカチにはならず、そのまま食べられる)。

ポイント

  • 《保存》 暗く涼しい場所で2~4週間、冷凍庫で6か月間。 【なわ】  麻ひもや荷造り用のロープでもよいが、おすすめは園芸用のしゅろなわ。なわのよりをほどけば柿の枝を簡単に通すことができ(手順3参照)、丈夫なので再利用できる。 【渋柿】  平らで四角い形、細長い形のものなど種類はさまざま。ひもにつるすので、枝をT字につけて収穫された柿を使う。