材料 (つくりやすい分量)

  • くり 300g
  • みょうばん水 カップ3
  • 500ml(カップ2+1/2)
  • みりん 大さじ1
  • ごま塩 適量

作り方

  1. 鬼皮をむく
  2. 1くりは平らな面を下にしてまな板に置き、手のひらの付け根をまな板に密着させてしっかりと持つ。座付き(底のザラザラとした部分)をそぐように、まっすぐに切り落とす。下側の鬼皮は、切り離さなくてよい。
  3. 2鬼皮は完全に切り離さずに包丁で押さえておき、くりを転がすようにして引っ張りながら1か所をむき上げる。
  4. 3くりを持ち上げ、2でむけた部分に隣り合うところから、鬼皮の下側の端に包丁の刃を入れて引っかけ、スーッとはがすようにしてむく。
  5. 43を繰り返し、半分ほどむけたら、残りは手で取り除く。
  6. 渋皮をむく
  7. 5座付きのほうから包丁の刃を入れ、側面の渋皮を1/6ずつなるべく均等にむき上げていくと、形よく6面にむける。用意したみょうばん水につけ、残りのくりも同様にむく。
  8. アクを抜く
  9. 6すべてのくりをむいてみょうばん水につけ、30~40分間アクを抜く。
  10. ご飯に炊き込む
  11. 7米は洗って30分間ほどざるに上げておく。6のくりはサッと洗い、水けをきって7~8mm角に切る。
  12. 8厚手の鍋に、7の米とくりを入れ、水570mlを加える。みりんを加えてよく混ぜ、ふたをして強火にかける。
  13. 9沸騰してきたら中火にし、ふたの隙間から泡が出てきたらごく弱火にして15分間ほど炊く。火を止めて10分間ほど蒸らし、ぬらしたしゃもじで底からサックリと混ぜる。器に盛り、ごま塩をふる。

ポイント

  • ●焼きみょうばん● 水に溶かして野菜のアク抜きや変色防止、煮くずれ防止などの下ごしらえに使う。薬局や乾物店などで手に入る。 ●ごま塩のつくり方● 収穫後に洗ったごまを乾かしただけの「洗いごま」をいるのが理想的。市販の「いりごま」の場合は、軽くいりなおして使う。 ~材料~ 洗いごま(黒):小さじ2、塩:小さじ2 1. 鍋を中火で十分に熱し、洗いごま(黒)を入れて、からいりする。   ◎フライパンでは油っぽくなってしまう。熱伝導のよいアルミ製の鍋が最適。 2. やけどに注意をして少量をとり、指でひねりつぶして、いり具合を確かめる。   ◎指で簡単につぶれ、皮の中身がきつね色になっていればOK。 3. 火を止めてから塩を加えて混ぜ、サラサラになったら取り出す。   ◎ごまと一緒にいると塩が灰色になってしまうので、火を止めてから混ぜる。