作り方

1. nul《粒あん(300g)をつくる》
2. 1水に浸した小豆を流水で洗って鍋に入れ、たっぷりの水を注ぐ。水分が2/3～半分になるくらいまで中火で煮立てる。
3. 2ゆで汁を半分ほど捨て、水を注いでぬるま湯程度の温度にする(びっくり水)。再び火にかけ、アクが出てくるまで中火で煮立てる。
4. nul〈★メモ〉小豆の皮と中心部分の温度を均一にすることで、柔らかく煮ることができる。
5. 3ゆで汁をいったん捨て(渋きり)、小豆をきれいに洗う。
6. nul〈★メモ〉渋きりをすればするほどくせのない味わいになる。小豆の野性味を楽しむなら一度でも十分。
7. 4再びたっぷりの水を注いで中火にかけ、温まってきたら火を弱める。表面がわずかに揺らぎ、鍋底から小豆が2～3粒上がっては落ちる状態を保つ。
8. nul〈★メモ〉小豆が動かず、鍋中が落ち着いたら、いったん火を強め、また弱火にする。
9. 5火加減に注意して、途中ゆで汁が半分くらいになったら水を足しつつ(差し水)、2時間煮る。
10. 6煮上がったら小豆とゆで汁を分ける。
11. 7小豆に砂糖と、好みで塩一つまみを加え、やさしく混ぜ合わせてから中火にかける。
12. nul〈★メモ〉火にかける前に小豆と砂糖をなじませる。さらに火にかけるまで1時間ほどおくと、余分な水けが吸収され、煮詰めやすくなる。
13. 8木べらで、小豆の粒をくずしすぎないよう注意しながら、手早く水分をとばすようにして煮る。
14. nul〈★メモ〉鍋底で一まとまりになるくらいの堅さが目安。
15. 9バットに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて落ち着かせる。
16. nul《もちをつくる》
17. 10水に浸したもち米を流水で洗う。蒸気の上がった蒸し器にぬれ布巾を敷き、もち米を広げてふたをする。ふきんの端はふたを覆うように上げて、30分間蒸す。
18. 11もち米をボウルに移し、熱湯カップ1/4を注いで手早くきるようにして混ぜる。
19. 12ラップで覆い、粗熱が取れるまでおいて蒸らす。
20. 13手をぬれ布巾などで覆い、もち米をつぶす。
21. nul〈★メモ〉粒が少し残り、なおかつ粘りが出てくるくらいを目安に。
22. 1420gずつにまとめて10コつくる。
23. nul《もちをあんで包んで仕上げる》
24. 159のあんを室温に戻し、30gずつにまとめる。
25. 16あんを手のひらにのせ、その上に14のもちをのせて口を閉じるようにして包む。裏返して形を整える。残りも同様にして包む。