材料 (つくりやすい分量。でき上がり総量は約600g。)

  • トマト 2コ(200g)
  • 【A】
  • ズッキーニ 1本(約150g)
  • パプリカ(赤) 1コ(約150g)
  • たまねぎ 1/2コ(約100g)
  • なす 3コ(約250g)
  • にんにく 1かけ
  • ローリエ 1枚
  • ・オリーブ油
  • ・塩

作り方

  1. 1トマトはヘタをくりぬき、反対側にフォークを刺してじか火にかざす。皮がめくれてきたら火を止め、皮をむいてザク切りにする。
  2. nul〈★メモ〉トマト1~2コなら、湯むきにするよりじか火であぶってむくほうが手軽。食べたとき口に残る皮はむきますが、家庭料理では、種は除かなくてOK。
  3. 2【A】の野菜はそれぞれヘタを除き(パプリカは種も取り)、大きめの一口大に切る。ズッキーニとなすは太ければ縦半分にしてから2cmほどの幅に。厚みのないパプリカとたまねぎは少し大きめに切るとよい。にんにくは縦半分に切って芯を除く。
  4. nul〈★メモ〉ここではまな板を使わずに野菜を手に持ち、1種類ずつ切りながらフライパンに加えていく方法でつくりました。刃の鋭くないペティナイフを使えば安全ですし、野菜の断面が粗くなるので味がよくなじみます。
  5. 3フライパンにオリーブ油大さじ2とローリエを入れて弱めの中火にかける。ズッキーニを加え、しんなりして焼き色がつくまで炒め、ローリエとともに鍋に移す。
  6. nul〈★メモ〉野菜によって火の通り方が違うので、一度に全部を炒めたり堅いものから順に加えたりするのではなく、1種類ずつ別々に炒めること。多めの油でじっくり焼き色をつけ、その油はフライパンに残して野菜だけを鍋へ。
  7. 43のフライパンに油が足りなければ少々加え、パプリカ、たまねぎも同様にそれぞれ炒めて鍋に移す。最後になすを炒め、フライパンの油をきれいに吸収させるとよい。
  8. 5トマトを汁ごと加え、にんにく、塩小さじ2/3を加えてから鍋を火にかける。最初は弱めの中火にし、ふたをして蒸し煮にする。
  9. nul〈★メモ〉水を加えなくても、塩を加えて蒸し煮にすれば野菜から水けが出てきます。これがおいしい煮汁に。
  10. 6汁けが出て煮立ったら中火にし、時々上下を混ぜながら、ふたをして15分間ほど煮る。途中、にんにくが柔らかくなったら、へらでつぶす。煮汁が多ければふたを取り、さらに5~10分間、汁けが少なくなるまで煮る。
  11. nul〈★メモ〉野菜の水分が多ければ煮汁が多くなるので、最後はふたを取り、少しとろみが出るまで汁けをとばします。

ポイント

  • トマトは皮を除いて口当たりよく。種と汁は丸ごと生かそう。
  • 野菜は1種類ずつ炒め、それぞれの持ち味を引き出すべし。
  • 水を加えずふたをして、野菜自身の水分で蒸し煮に。
  • 最後に程よく汁けをとばして、うまみをギューッと凝縮!