若竹煮

出合いの旬となる「若布」と「竹の子」を合わせたので若竹煮。追いがつおを忘れずに。

1たけのこは外側のむいた皮の残りを割りばしできれいにし、茶色い部分があれば切り落とす。穂先はくし形に、根元に近いところはいちょう形か、半月形に切る。鍋に湯を沸かしてたけのこを入れ、再び煮立ったら約1分間ゆで、取り出して湯をきる(霜降り)。
2わかめは筋を除き、食べやすい大きさに切る。熱湯にサッと通し、湯をきる。削り節はきれいなガーゼで包む(新しい場合は一度水で洗う。ガーゼがなければ、だし用紙パックに入れる)。
3鍋にたけのこと【煮汁】のだしを入れて火にかけ、煮立ったら砂糖を加えて2〜3分間煮て、うす口しょうゆ、塩、酒を加える。
4ガーゼで包んだ削り節を加え、落としぶたをして中火で約10分間煮含める
5たけのこを食べてみて、味を含んだのを確かめて、わかめを加え、2〜3分間煮て火を止める。
6器にたけのことわかめを盛り、木の芽を天盛りにする。★器・近茶文庫